IFD注文とは?
IFDというのは
「If done order」の略です。
つまり、IFD注文は、
もし取引Aが成立した場合には、
すぐに取引Bを発注するという注文方法です。
IFD注文の使用方法は?
一般的なIFD注文の使い方としては、
指値注文と同時に
逆指値注文(ストップ注文)を出しておく方法になります。
この使い方は、仕事が忙しい時や夜中など、
約定したかどうかを確認できない時に便利です。
例えば、
現在の為替レートが1ドル=100円とします。
できればもう少し安く買いたいので、
1ドル=99円で指値注文を出しておきます。
しかしながら、
買い注文が約定した後も、
ずるずる値を下げてしまったときには
損失がふくらんでしまいますので、
同時に
98円でストップ注文を出しておきます。
こうすると、
99円になって注文が約定した後、
もしそのままドルが急落して
95円になるような事態になったとしても、
98円のストップ注文にかかり、
98円で売り決済されますので、
損失は限定されます。
なお、
反対に利益確定に使用する場合には、
上記の場合であれば、
99円よりも高い指値注文をだしておくようにします。
OCO注文とは?
OCOというのは、
「One cancel the other order」の略です。
このOCO注文は、
あらかじめ利益確定と
ロスカットの2つの注文を同時に出しておいて、
一方が約定したら、
もう一方は自動的にキャンセルされるという注文方法です。
例えば、
為替レートが1ドル=100円で買ったけれど、
これから相場が上昇していくのか
下落していくのかよくわからないときに、
上昇した場合には101円で利益確定、
下落した場合には99円でロスカットと、
両方同時に注文を出すことができます。
とくにレンジ相場(往来相場)のときなどは、
OCO注文を使うことで、
安心してスワップポイントを稼ぐことができます。