ユーロ相場の変動要因は?/ユーロ/円・ユーロ/ドルのトレンドは?

ユーロ相場の変動要因は?@

ユーロ相場の変動要因としては、
米ドルと同じように

 

ユーロ圏全体の経済指標や要人発言、
政治的なイベントがあります。

ユーロ相場の変動要因は?A

特にユーロ圏の中心である
ドイツ、フランス両国の
次の経済指標は注目されています。

 

■GDP
■鉱工業生産指数
■生産者物価指数
■消費者物価指数

 

さらに、ドイツで発表される次の指標も注目度が高いです。

 

■ZEW景況感指数
■IFO景況指数

ユーロ相場の変動要因である政治的なイベントとは?

政治的なイベントが、
ユーロ相場に大きな影響を与えることもあります。

 

例えば、次のような際には、
いずれもユーロ相場は下落しています。

 

■2005年5月にフランスなどで起きた
 欧州憲法批准が国民投票で否決された際

 

■2005年9月にドイツ総選挙後に
 政治的混乱が起きた際

 

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ユーロ/円のトレンドは?

ユーロ/円は、
2005年の夏頃までは
上値の重い展開が続いていました。

 

しかし、2005年12月以降は、
ユーロ圏の利上げ期待や

 

ユーロ圏の経済の堅調ぶりを好感した
ユーロ買いにより、ユーロ/円は
上昇トレンドに入りました。

 

その後、
サブプライムショックで一時、
円高に進みつつも、

 

2007年には、対円では
市場最高値を更新する場面もありました。

 

さらに、2008年10月には、
再び113円台、

 

2009年1月には112円台まで
急速に円高が進んでいます。

ユーロ/ドルのトレンドは?

ユーロ/ドル相場は、
2002年から上昇し続け、
2004年12月には1.36ドル台をつけています。

 

そして、
2005年は米ドル/円が上昇トレンドにあったので、
ユーロ/ドル相場は1.16ドル台前半まで下落しました。

 

しかしながら、
2006年からは再び上昇トレンドに転じています。

 

その後、2008年7月から下落トレンド入りし、
同年10月には1.23台、

 

同年12月にいったん戻りを見せるものの、
2009年3月には再び1.24台まで下落しています。

 

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