南アフリカランド相場の変動要因・買い材料は?

南アフリカランド相場の変動要因は?@

南アフリカランド相場の変動要因としては、
次のようなものがあります。

 

■金相場の動向
・南アフリカランドは、豪ドルやカナダドルと同じように、
 資源国通貨の側面があるので、金相場の動向には注意が必要です。

 

 なので、ニューヨーク市場の金先物相場は、特に注目したいです。

南アフリカランド相場の変動要因は?A

■周辺諸国の政情の影響
・南アフリカの政情は、
 アフリカの中では安定していますが、
 周辺諸国には政情が不安定な国が多いので、
 もし周辺国で政情不安が起こった場合には、
 それが南アフリカにも影響を与える可能性があります。

 

 つまり、質への逃避の際には
 資金が引き上げられる可能性があるということです。

 

■社会問題
・失業や貧困、犯罪などの
 社会問題が相場の波乱要因となります。

 

南アフリカ経済は発展しているといっても、
いまなお失業率は高く、

 

1997年以降は
常に20%を超えている状況です。

 

よって、
今後も着実に経済発展を遂げていくためには、
雇用情勢の改善が大きな課題となります。

南アフリカの買い材料は?

近年は、南アフリカの注目度が上がっていますが、
この背景には一次産品の高騰があります。

 

また、南アフリカは
世界一の金の産出国であるだけでなく、
次の産出量も世界一となっています。

 

■プラチナ
■クロム
■バナジウム

 

上記に加えて、
南アフリカはダイヤモンドなども有名で、
金をはじめとする貴金属類は、
南アフリカの総輸出額のおよそ4分の1を占めています。

 

なお、最近は、
ワインの生産国としても注目されていますが、

 

BMWやメルセデスベンツなどの生産地ともなっていて、
日本からもトヨタや日産が進出しています。

 

ちなみに、
2001年にはサッカーのワールドカップの開催国にもなっており、
今後も成長が継続していくものと思われます。

 

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