損切りラインの決め方/塩漬けとは?

いくら以上損が出たら損切りすればよいのですか?@

損切りラインというのは、
それぞれの投資家の投資スタンスや
使える資金によって異なりますので、
一概には言えません。

 

また、損切りラインは、
厳しければ厳しいほどよいというものでもない
ところが難しいところです。

いくら以上損が出たら損切りすればよいのですか?A

一般的には
5%程度の含み損が発生したら
いったん損切りするのが望ましいとされています。

 

しかしながら、
保証金維持率に余裕があって、
潤沢な資金があるのであれば、

 

損切りラインを
多少甘く設定してもよいと思われます。

 

反対に、
保証金維持率が下がっていたり、
ハイレバレッジでポジションをとっている場合は、

 

損切りラインは
通常よりも厳しく設定する必要があります。

 

また、
投資スタイルが超短期なのであれば、
手元資金を少しでも残しておくために
厳しく設定する必要があります。

 

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含み損の金額やパーセンテージによらない損切りとは?

保有しているポジションが
「これ以上持っている意味をなくした時」
というのを
損切りの目安としているトレーダーもいます。

 

これは、
儲かると考えたからこそ
ある方向にポジションを取ったのに、

 

読みが外れたのであれば
それ以上持っていても仕方がないという考え方です。

 

含み損の金額やパーセンテージによらない
このような損切りルールというのは、

 

厳しいと思われるかもしれませんが、
非常に合理的な考え方といえます。

塩漬けとはどのような行為ですか?

塩漬けというのは、
含み損を抱えているポジションについて、
「いつか戻ってくるはず」
という
何の根拠もない期待から
そのままにしておくことをいいます。

 

つまり、
損をしているのに
放置しておくことをいいます。

 

FXをされている方の中には、
スワップ狙いで買ったのだから放っておいてもよいのだ、
と考えている方もいるかもしれませんが、
これは間違いです。

 

損失が拡大すれば、
トレンドに逆らっている以上は
すぐにスワップが吹き飛ぶほどの損失になるからです。

 

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