円安になるのか、円高になるのか?/相場観に基づくトレードの仕方は?

円安になるのか、円高になるのか?@

現在、日本の財政赤字は
800兆円規模ですが、

 

近い将来には、
1,000兆円の大台に乗せるかもしれません。

円安になるのか、円高になるのか?A

いまの財政赤字の規模であれば、
日本の個人金融資産が
1,400兆円もありますので、

 

十分にファイナンスできる
と考えられます。

 

しかしながら、
日本の個人貯蓄率は
年々低下傾向をたどっている一方で、
財政赤字の規模は膨らむばかりです。

 

よって、そのうち、
財政赤字の額と個人金融資産の額が
逆転することも十分に考えられます。

 

そのような状況になったときに、
為替レートにはどのような影響が出てくるのでしょうか?

 

少なくとも、
財政赤字の額と個人金融資産の額が
逆転した場合には、
大丈夫などとはいっていられない状況になりますから、

 

円は売られ、
今以上の円安水準になる可能性が高いです。

 

このように考えますと、
中長期的には、
やはり円安を意識しておいた方がよい
ということになります。

 

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相場観に基づくトレードの仕方は?

中長期の相場予測が
立てられたからといって、

 

すぐにアクションを起こせばよい
というものではありません。

 

確かに、大きく儲けるためには、
他の誰よりも早めにアクションを起こし、

 

他の人がそれに気づいて動き出したら、
静かにポジションを閉じていき、
利益を確定させることが重要です。

 

しかし、だからといって
あまりに早くアクションを起こしすぎますと、

 

いくら待っても自分の思い通りに動かずに
じれることになってしまします。

 

例えば、前述したような、
日本の財政赤字が将来懸念される状態になり、
円売りにつながる可能性が高いといっても、

 

すぐに円が売られる
というものではないということです。

 

その前に、
目先の材料によって
円が買われることもあるわけです。

 

よって、
早めにアクションを起こす必要があるといっても、
それはあくまでも
話題に上り始めたところで行うということになります。

相場観に基づいてトレードする際の注意点は?

自分の相場観に基づいてトレードする際には、
早すぎても遅すぎてもよくありません。

 

準備をしてじっくりと待ち構え、
ポツポツと話題になり始めたときに
躊躇なく行動することが重要です。

 

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