円高と円安の判断は?/為替差益(差損)とは?

円高と円安の判断は?@

円高というのは、米ドルやユーロなど対象通貨に対して、
円の価値が上がることをいいます。

 

例えば、1ドル=120円から110円になったときには
円高といいます。

 

反対に、1ドル=110円から120円になったときは
円安といいます。

円高と円安の判断は?A

円高と円安の判断で迷ってしまうのは、
数字が120円から110円に減っているのに、
「円高」というからだと思います。

 

しかしながら、
これはドルの方を基準にするとわかりやすいです。

 

つまり、
1米ドルが120円から110円になったということは
ドル安(円高)ということです。

1ドル=100円から105円になった場合は円高・円安?

1ドル=100円から105円になった場合というのは、
例えば、1ドル札を買うのに
100円出せばよかったものが、

 

105円出さないと
買えなくなってしまったということです。

 

つまり、
ドル紙幣が高くなったのですから、
ドル高(円安)ということになります。

為替差益(差損)とは?

為替差益というのは、
為替相場の変動によって生じた利益のことです。

 

また、為替差損というのは、
為替相場の変動によって生じた損失のことをいいます。

 

例えば、1米ドル=100円で米ドルを購入後、
1米ドル=120円まで円安ドル高が進むと、
1米ドルにつき20円の為替差益が生じます。

 

反対に、
1米ドル=120円で米ドルを購入後、
1米ドル=100円まで円高ドル安が進むと、
1米ドルにつき20円の為替差損が生じます。

 

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