イギリスの主要産業・貿易等は?/英ポンドはかつての基軸通貨

イギリスの主要産業・貿易等は?@

イギリスの
主要産業・貿易等(2006年)は、次のとおりです。

 

■人口
・6,021万人

 

■主要産業
・航空機、電気機器、エレクトロニクス、化学、
 金属、石油、ガス、金融

イギリスの主要産業・貿易等は?A

■失業率
・2.5%

 

■物価上昇率
・2.3%

 

■主要貿易相手国
・ドイツ、米国、フランス、オランダ

 

■主要貿易品目
・輸出:電気製品、自動車、石油・同製品、薬品
・輸入:電気製品、自動車、機械類、石油製品

 

■貿易額
・輸出:4,226億ドル
・輸入:5,467億ドル

英ポンドはかつての基軸通貨?

イギリスは、
19世紀以降次々に植民地を拡大させつつ、
過酷な労働を奴隷に強いて
経済活動を拡大させたことにより、
世界に冠たる経済大国となりました。

 

しかしながら、
第一次世界大戦語は、
アメリカにその座を譲ります。

 

かつては、
イギリスのポンドが世界の基軸通貨でしたが、

 

1932年には、
米ドルが英ポンドに代わって国際通貨になったからです。

 

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第二次世界大戦後のイギリス経済は?

第二次世界大戦後は、
スローガンに「ゆりかごから墓場まで」を掲げ、
いち早く福祉国家を作り上げましたが、

 

これが経済の停滞を招き、
1960年以降は、
長きにわたり「イギリス病」と呼ばれる
不景気に苦しみました。

 

その後、1980年代になると、
サッチャー首相が、
経済再建のための急進的な構造改革を実施したため、

 

景気は好転し、
「イギリス病」
を克服することに成功しています。

 

しかし、
この改革に伴い
大量の失業者が出てしまったことを受けて、

 

保守党から労働党の
トニー・ブレアに政権交代しています。

 

これにより、
市場一辺倒だった政策が修正され、
その後の経済は長期間成長することとなります。

 

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