給料が横ばいのまま物価が上昇した場合/「金」の買い付け業者の儲けは?

日本人の給料は長期にわたって上がっていない?@

高度成長期の日本というのは、
インフレの時代ともいえます。

 

しかしながら、所得の伸び率が
物価の上昇率を上回っていたことから、

 

一生懸命働いてさえいれば、
相対的に豊かになることができたので、
インフレそのものはあまり問題とはされなかったのです。

日本人の給料は長期にわたって上がっていない?A

それに対して、
近年のインフレ傾向というのは、
少々事情が異なります。

 

というのは、
雇用されている日本人に支払われている
報酬の平均を見てみますと、

 

プラス・マイナスを繰り返しながらも、
全体としてはほぼ横ばいとなっているからです。

 

わかりやすく言うと、
日本人の給料というのは、
かなり長期にわたって
上がっていないということがいえるのです。

 

つまり、現在は、
ただ一生懸命に働いているだけでは、
価格の変動による生活への影響に打ち勝つことが
難しい時代であるということがいえるのです。

 

これは、何も
格差社会が問題なのではありません。

 

世界的な視点で考えても、
多くの国が経済成長を遂げている中、
日本は足踏み状態を続けているのです。

 

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「金」の買い付け業者の儲けは?

アメリカの「金」の買い付け業者というのは、
大手企業から小規模業者までさまざまで、
その数は数千社に上るといわれています。

 

例えば、
ゴールド・パーティ・シカゴという業者は、
シカゴを中心として
ゴールド・パーティを企画している業者ですが、

 

自社のウェブサイトで
「すぐに現金を手に入れられる」
とうたって
ゴールド・パーティに勧誘しています。

 

ちなみに、買い取り価格は、
ニューヨーク市場の金相場の60〜80%ほどで、

 

主催者にはパーティで買い取った総額の
10%が手数料として支払われ、

 

さらにホームパーティの主催者を紹介すると
紹介料ももらえる仕組みになっています。

 

一方、業者は
1回のゴールド・パーティで
多いときには数千ドル分の
金製品を手に入れるそうですが、
それを精錬業者に転売して差益を得ています。

 

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