ニューヨークのゴールド・パーティとは?

金(ゴールド)にまつわる新商法とは?@

2009年2月、
アメリカのニューヨーク先物市場で
取引されている純金の価格が、
1トロイオンス=1000ドルを超えましたが、

 

それ以降、世界の各地で
金(ゴールド)にまつわる新商法が出現しています。

金(ゴールド)にまつわる新商法とは?A

例えば、
アメリカの代表的な経済誌
「ウォール・ストリート・ジャーナル」は、

 

2009年12月19日付の紙面で
「ゴールド・パーティの大流行」を報じています。

ゴールド・パーティとは?

ちなみに「ゴールド・パーティ」というのは、
「金」の買い付け業者がホームパーティの
主催者となる女性を募り、

 

主催者の自宅に友人や知人たちを招いて、
参加者の持ち物である
ネックレスや指輪などの金製品を
その場で買い取る仕組みのことです。

 

このパーティの参加者たちは、
宝石箱に眠っていた金製品を持ち寄り、
お茶やお酒を飲みながら世間話を楽しみます。

 

一方、業者は、このパーティ会場に
「金」の純度を測る小型の測定機器や
ルーペ、電卓、

 

買取のための現金が詰められたトランクや
小切手帳などを持ち込んでいますから、

 

その間に一人一人、
別のテーブルにいる業者に呼ばれて
「商談」をするという流れになります。

 

つまり、
価格が折り合えば商談成立となり、
その場で小切手や現金を受け取るのです。

精錬業者はどこにいるの?

例えば、
ソー・アキュレート・グループという業者は、
ニューヨーク・マンハッタンの
オフィスビルの中に精錬する場所を構えています。

 

小型のるつぼで
指輪やネックレスを溶かして
「金」だけを取り出し、
「金」の延べ棒に加工していくわけですが、

 

これはまさに
都心の真ん中で
「金」が生産されているということです。

 

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