1970年以前の金価格と世界経済/金価格を動かす要素..

金価格を動かす要素は?@

株価を動かす主要な要因には
企業の業績がありますが、

 

金価格を動かす要素となると、
それは次のような多岐のものにわたります。

金価格を動かす要素は?A

■為替相場
■経済の状況
■景気の良し悪し
■世界各国の政治動向
■地域紛争や戦争
■大災害…など

 

これらが複雑に絡み合い
金価格を動かしているといえます。

1970年以前の金価格と世界経済は?

金(ゴールド)と人間の関係というのは
有史以来続いているわけですが、

 

金価格がイベントにより大きく動くようになったのは、
およそ30年ほど前からといわれています。

 

1934年の金価格は、
1トロイオンス=35ドルでしたから、

 

現在の1000ドル台の水準から見ますと
30分の1程度だったことになります。
それも例外を除いて固定価格でした。

 

これは、ドルと金(ゴールド)の
「等価交換」が
行われていたからにほかなりません。

 

第2次世界大戦後、戦勝国のアメリカは、
自国通貨のドルと額面相当の金(ゴールド)との
交換を保証する
「金・ドル本位制」
を導入したのですが、

 

これには、
金(ゴールド)の信用を裏付けとすることにより、
ドルを世界の基軸通貨として
適用させようというもくろみがありました。

 

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