上昇トレンドの戻り率の判断とは?

上昇トレンドの戻り率の判断は?@

上昇トレンドでの戻り率については、
その時々の投資環境を踏まえつつ、

 

節目となる3分の1戻り、2分の1戻り、3分の2戻り
の水準を突破するするかどうかに注目したいです。

上昇トレンドの戻り率の判断は?A

ちなみに、この戻り率の水準は、
上昇トレンドにおける
上値の目安(上値抵抗ライン)として
用いられるケースが多いです。

 

当然のことながら、
マーケットが重要な局面で
上記の節目を突破したからといって、
そのまま一気に上昇トレンドへと突き進むとは限りません。

 

というのは、マーケットは、
上昇トレンドの中においても、
大なり小なりの上昇や下落といった
調整局面や修正局面を交えながら、

 

一段また一段と
上昇していくケースが多いからです。

 

つまり、
マーケットの上昇には
長い時間と持続的なエネルギーが必要となるわけですから、

 

投資する際には、
あせりや過大な期待は禁物ということがいえます。

 

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上昇トレンドの3分の1戻りの意味は?

3分の1戻りというと、
下落トレンドが終了した後に、
いかにも上昇トレンドに転換したかのように
見えてしまうものですが、

 

この戻りは、
あくまでも大幅な下落後の修正のリバウンド、

 

すなわち、
自立反発の域を出るものではない
と考えた方が無難です。

 

つまり、この段階においては、
まだその後の力強い上昇トレンドに
転換するかどうかは疑わしいということです。

 

なので、
資金が豊富にある投資家であれば別ですが、

 

そうでない投資家の場合には、
ここであわてて買いに走らなくてもよいと思われます。

 

もうしばらくマーケットの動向や投資環境を
見極めてからでも遅くはないからです。

 

とはいえ、
それまでの下落トレンドが本当に終了したのか、

 

また、
新たな上昇トレンドへの転換の兆しは見えているのか
について考える必要はあります。

 

これを考えておかないと、
せっかく下値で買える機会を逃してしまいますので、
これは非常に大切です。

 

ちなみに、このような局面においては、
手元資金の一部で買ってみて
様子を見るというのも選択肢の1つといえます。

 

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