地金型コインと収集型コイン

地金型のコインとは?@

地金以外の金(ゴールド)やプラチナに
現物投資する方法としては、

 

地金型のコイン(金貨・プラチナ貨)
があります。

 

代表的な地金型金貨としては、次のものがあります。

地金型のコインとは?A

■カナダ政府が保証する「メイプルリーフ金貨」

 

■オーストリア政府が保証する「ウィーン金貨ハーモニー」...など

 

また、プラチナコインとしては、次のものがあります。

 

■カナダ政府が保証する「プラチナメイプルリーフコイン」

 

■アメリカ政府が保証する「プラチナイーグルコイン」...など

 

なお、
すべて発行元の政府によって
重量と品位が保証されています。

コインのメリットは?

コインの最大のメリットは、
地金よりも少額で購入できることです。

 

また、コインには、次の4種類があります。

 

■10分の1オンス(約3.1グラム)
■4分の1オンス(約7.77グラム)
■2分の1オンス(約15.5グラム)
■1オンス(約31グラム)

 

なお、
2010年8月現在においては、

 

金貨の場合はおよそ13,000円程度から、
プラチナ貨の場合はおよそ16,000円程度から
購入することができるようです。

 

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地金型コインは割高?

地金型コインの場合、
加工されている分の「プレミアム」
が加算されているため、

 

同じ重量の地金よりも
売値も買値も高く設定されています。

 

ちなみに、
このプレミア率は変更されますので、
購入時のプレミアがそのまま維持されるわけではありません。

 

なので、時には
プレミアムがゼロになってしまい、

 

コインといっても地金の価格と
同レベルで取引されることもあります。

地金型コインで利益を上げるには?

地金型コインも地金と同じで、
売却価格が購入価格に売却手数料を加えた額を
上回れば利益を得ることができます。

 

なお、注意点としては、
コインといえども金価格変動の影響を受けますので、
元本保証はありませんし、

 

当然のことながら、
保有しているだけでは利息は付きません。

 

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収集型コインとは?

収集型コインというのは、
投資用の地金型コインのほかに、
記念硬貨として発行されるものです。

 

これは、趣味としての収集や
希少品に対する付加価値の増大が
期待されるコインといえます。

 

次のような日本で発行されているコインは、
収集型コインになりますので、

 

価格の付き方は
地金型コインとは全く違ってきます。

 

具体的には、
その金貨の発行枚数と
人気度で値段が決まります。

 

■天皇陛下御在位六十年記念金貨
■長野オリンピック記念金貨
■愛・地球博記念金貨...など

 

なお、もし万一
その収集型コインの人気がなくなってしまったとしても、

 

コインの中に含まれている金(ゴールド)の量に応じた価値は
なくなることはありません。

 

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