サブプライムショックとは?
サブプライムショックというのは、
2007年に米国で起こった金融問題のことです。
具体的には、アメリカの低所得者向けの住宅ローンである
サブプライムローンの焦げ付きが
深刻化したことに端を発したものです。
2007年8月に、
為替相場では急激な円高ドル安が進みましたが、
サブプライムショックはこの原因になりました。
ブラックマンデーとは?
ブラックマンデーというのは、
1987年10月19日月曜日に、
NY市場で起こった
過去最大規模の株式暴落のことをいいます。
このときの下げ幅は
508ドルで22.6%でしたが、
これが世界中に影響を及ぼし、
日本の日経平均株価の下げは3,836円安で
14.9%を記録しています。
円高・円安進行時の投資戦略は?
円高・円安進行時には、
次のような戦略をとるのが有効です。
■円高進行時
・ユーロ/米ドル、英ポンド/米ドルなどの対円以外の通貨ペアを取引する。
・円高の流れが止まったら買いを入れるため、取引を休んで様子を見る。
■円安進行時
・円売り外貨買いの取引によって、スワップポイントを受け取りながら、
為替差益も狙っていく。
円高とは?
例えば、ニュースなどで
円高といわれているときでも、
円が高くなっているのは対米ドルのみで、
それ以外の通貨に対しては、
円は安くなっているというのはよくあることです。
一般的に、
円高や円安というのは、
米ドル/円を基準にしているのでこのように言われるのです。
よって、
米ドル/円のみを見ているだけでは、
見えない部分もありますので、
必ずそれ以外の通貨の動きについても
チャートなどで確認しておく必要があります。
ちなみに、
対ドル圏(米ドル/円)、対ユーロ圏(ユーロ/円)、
対オセアニア圏(豪ドル/円)を見て、
どれに対しても円高にふれている場合には、
円が強い状況といえます。
対ドル圏、対ユーロ圏、
対オセアニア圏など視野を広げて、
どの国の通貨買いで、
どの国の通貨が売りなのかを考えると、
取引の幅が広がってきます。