クリスマス商戦は景気に影響/サイバーマンデー・サプライズとは?

クリスマス商戦とは?@

クリスマス商戦というのは、11月後半からクリスマスにかけての小売業同士の競争、すなわち商戦です。

 

特に米国では、1年のうちで個人消費が最も活発になる時期であり、

 

また、その動向は、消費動向や翌年の景気にも少なからず影響を及ぼすため、市場関係者に注目されています。

クリスマス商戦とは?A

なお、一般に、ブラックフライデーやサイバーマンデーなど、小売業のかきいれ時となりますが、

 

商況が芳しくないと、翌年の前期の景気にマイナスの影響を与えることもあります。

サイバーマンデーとは?

サイバーマンデーというのは、米国の社会現象の1つですが、

 

サンクスギビングデーと呼ばれる感謝祭(11月の第4木曜日)の休暇が明けた月曜日に、

 

多くの人々が職場などの高速なインターネット環境を利用してオンラインショッピングを行うため、このように呼ばれています。

 

かつては、米国ではブラックフライデーという現象がみられたのですが、

 

最近は、人ごみや行列を嫌って、ガソリン代も節約するために、買物を月曜日に延ばす人が増加しています。

 

その裏には、小売店で見つからなかったものをネットで補いたいという意図もあるようです。

 

スポンサーリンク

サプライズとは?

サプライズというのは、市場の「驚き」によって急激に売買が活発化することをいいます。

 

毎月いくつもの経済指標が発表されますが、その結果を事前に予測した数値が発表されます。

 

サプライズは、この事前予想の数値と、実際に発表された結果との間に大きな乖離がある場合に生じます。

 

なお、ある通貨が大量に買われるサプライズの場合には、「ポジティブ・サプライズ」

 

大量に売られるサプライズの場合には、「ネガティブ・サプライズ」と呼ばれます。

 

スポンサーリンク