損切りのポイントは?@
長期であれ、短期であれ、投資のスタイルを問わず損切りは必須です。
ただし、投資スタンスや資金額などの諸条件によって、「損切りすべきポイント」は異なります。
損切りのポイントは?A
なお、含み損の金額やパーセンテージで一律に損切りポイントを決めることはできませんが、
一般的には、投資スタンスが短いほど、
損切りは、より厳しい水準を設定する必要があります。
デイトレの場合の損切りポイントは?
デイトレの場合ですと、最大でも50銭程度レートが不利に動いたら迷わず損切りすべきです。
これを断行できないと、損失は拡大する一方ですので注意が必要です。
長期スタンスの場合の損切りポイントは?
長期スタンスの場合には、「どの程度までの損失なら許容範囲か」ということを事前に決めておくようにします。
そして、そのラインにまで達したら損切りを断行します。
より損切りを徹底するためにはどうしたらよいですか?
値動きの読みがはずれ、そのポジションの持つ意味がなくなったら即、損切りを断行します。
あるいは、為替レートの変動が、予想より遅ければ損切りします。
ナンピンとはどのような行為ですか?
ナンピンというのは、トレンドに逆らっている方向にポジションを増やしていく行為のことをいいます。
ナンピンについては、平均投資単価を下げているのだ、と一見もっともらしい理由で行う人もいますが、
これはその後に相場が回復してくれることを前提にしています。
相場がその後に回復する保証なんてどこにもありませんし、逆方向のポジションが増えていくわけですから、下記の塩漬けよりもリスクが高いです。
買い続けている間にもさらに急落していくのであれば、自ら損失を拡大しているようなものです。
よって、逆方向のトレンドが進行中であれば、すぐに全ポジションを損切りして、
トレンドが転換するまで待ってから、新たに買い始める方が儲かる可能性はずっと高まります。