外貨投資の手数料について@
外貨投資では、商品によって手数料が大きく異なりますので注意が必要です。
具体的には、外貨預金では、預入れたと解約が各1円ずつ、往復で2円の手数料がかかります。
外貨投資の手数料についてA
例えば、これを1米ドル=100円で購入したとすると、
その場で1万円、解約時にさらに1万円がとられることになります。
これでは、たとえ2円の円安になったとしても、投資の元がとれないことになってしまいます。
しかも、取引のたびに手数料が発生しますので、あまり頻繁に取引を繰り返すと、非常に不利になります。
一方、外貨MMFの場合は、
手数料は片道50銭、往復1円と半額のケースが多く、これだけで取引コストは半分になります。
さらに、FX取引の場合は、手数料はわずか数銭という低コストです。
このような手数料の差というのは、取引回数が多くなるほど大きくなっていき、
結果として同じように運用をしていても、
収益に大きな差がでることになりますので注意したいところです。
外貨投資のコストについて
外貨投資を行う際には、たかがコストとばかにすることはできません。
例えば、外貨建て投信の中には、
投資を保有している間にかかる信託報酬が2%前後というものがありますが、
これでは仮に、外貨の安全運用で4%台の年利回りを得たとしても、
手数料で半分近くもとられることになってしまうからです。
なので、たとえ「高利回り」をうたっている商品でも、
そのあたりについてしっかりと吟味する必要があります。
スプレッドとは?
スプレッドというのは、売値(ビッド<Bid>レート)と買値(アスク<Ask>レート)の価格差のことをいいます。