移動平均線は、どのようなチャートですか?@
移動平均線は、初心者から中・上級者まで幅広く使用されているチャートですが、
これとローソク足とを組み合わせることによって、さらに心強い武器となります。
移動平均線は、どのようなチャートですか?A
移動平均線というのは、ある一定期間の終値の平均値をつないでグラフ化したものです。
また、移動平均線は、5日、25日、75日、13週など、用途に応じてさまざまなタイムスパンのものが作られます。
例えば、代表的な「5日移動平均線」ですと、過去5日間の終値を合計し、それを5で割った平均値を結んで作ります。
ただし、主要な移動平均線であれば、チャートを表示した際にあらかじめ自動的に描画されています。
移動平均線でトレンドがわかる?
上記のように、過去の一定期間の平均値をつないでできるのが移動平均線なので、
相場のトレンドが一目でわかります。
つまり、移動平均線が上向きであれば上昇トレンド、下向きなら下降トレンド、と非常にシンプルです。
移動平均線とローソク足はどのような関係にありますか?
移動平均線とローソク足には、密接な関係があります。
例えば、現在レートが、移動平均線を越えて上昇してきたという場合は「買いシグナル」となります。
これは、過去一定期間内に売買された平均価格以上のところでレートが取引されているということですから、
今まで必要だったコスト以上を支払ってでも買いたい人が多いということになります。
よって、これは、強い上昇圧力であることを示しています。
反対に、移動平均線を越えてレートが下落してきた状態は「売りシグナル」となります。
これも、過去一定期間内に売買された平均価格以下のところでレートが取引されているということですから、
今まで必要だったコスト以上を支払ってでも売りたい人が多いということになります。
よって、これは、強い下落圧力であることを示しています。