ファンダメンタルズ分析とはどのようなものですか?@
ファンダメンタルズ分析というのは、経済の基礎的条件のことをいいます。
この中には、景気や経済成長率、雇用情勢、金利、政策など様々な条件が含まれています。
ファンダメンタルズ分析とはどのようなものですか?A
ファンダメンタルズ分析は、このようなファンダメンタルな条件をもとにして、
今後のマーケット予測を立てることをいいます。
チャート(テクニカル)分析とはどのようなものですか?
テクニカル指標というのは、過去の価格や時間などのデータに基づいてつくられるものです。
チャート(テクニカル)分析というのは、ファンダメンタルズ分析に対して、
チャートやその他のテクニカル指標を用いて、今後のマーケットの予測を立てることをいいます。
為替はチャートが有効
チャートというのは、決して万能なツールではありませんが、
為替の場合は、株よりはチャート分析が有効であるといわれています。
これは、為替は一方向へ動き出すと、その方向へどんどん進む習性があり、株よりもその傾向がはるかに大きいからです。
よって、上昇を始めたら(下落し始めたら)、その傾向が続きやすいので、
「上昇し始めたな(下落し始めたな)」と思ったときに、その流れに乗ればよいということになります。
そして、そのタイミングを教えてくれる強い見方が、チャートということになります。
GDPとは?
GDPは、日本語では「国内総生産」といい、
国家全体でどれぐらいの経済活動があったかを示すもので、四半期ごとの数字が発表されます。
また、アメリカの四半期とは、1〜3月、4〜6月、7〜9月、10〜12月の4期のことです。
それぞれについて、速報値、改定値、確定値と3回発表されますが、
その中でも重要なのは速報値です。
この速報値は、1、4、7、10月の月末に発表され、相場にも大きな影響を及ぼしますので、要チェックです。
なお、基本的には、予想より強ければドル買い、弱ければドル売りになります。