外貨投資の優劣を決定する条件は?/外貨預金、外貨MMFとFXとの違いは?

外貨投資の優劣を決定するには?@

外貨投資の優劣を決定する条件としては、次のようなものがあります。

 

まず、円高の時にも有利な外貨投資を行う上では、為替レートが円安に進んだときだけではなく、

 

円高に向かう局面においても利益をとることができる仕組みをもっていることが重要です。

外貨投資の優劣を決定するには?A

また、より少ない元手、低いコストで取引できる方法であれば、

 

それだけで、他の投資手段よりも優れていることになります。

 

よって、金融商品の広告などでは、様々なメリットがうたわれていますが、

 

それらが本当に外貨投資に重要なものであるかどうかについては、注意して考える必要があります。

 

なお、24時間取引が可能で、円高のときでも利益をとれる仕組みがあり、

 

また少額の資金で取引することが可能で、コストも安い外貨投資といった場合には、

 

今のところはFXが最も有利ということになります。

信託保全とは?

信託保全というのは、FX会社が信託銀行などに信託して、利用者の資産を管理してもらうことをいいます。

 

これにより、仮にFX会社が破綻した場合でも、利用者の資産は保全されます。

 

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外貨預金、外貨MMFとFXとの違いは?

かつては、外貨といえばアメリカの米ドルが定番でしたが、

 

1998年の金融ビッグバン※以降は外貨投資がフリーになったことから、

 

米ドルだけでなく、様々な国の通貨に投資することが可能になり、外貨投資の種類も増えました。

 

現在、世界には百数十種類の通貨がありますが、

 

外貨預金などですと、日本の投資家が買うことができるものは、その内の数種類に限られます。

 

これは、外貨MMFでも同じです。

 

しかしながら、FXでは、業者により品揃えは異なるものの、

 

非常に多くの種類の通貨を取引することができるようになっています。

 

ちなみに、米ドルやユーロ、ポンドといったメジャー通貨だけでなく、

 

タイ・バーツや香港ドルなどのアジア諸国の通貨、

 

さらに最近では南アフリカ共和国・ランド、中国・人民元、インド・ルピーの取引をしている業者もあります。

 

このように、取引できる通貨の種類の豊富さという点においても、今のところFXが最も有利といえます。

 

※日本国内にある金融機関の国際的な競争力を高めることなどを目的とした、一連の金融制度の大改革のことです。

 

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