1999〜2006年の国内金価格の上昇トレンドの押し目率は?@
1999〜2006年の国内金価格の
上昇トレンドの上昇幅に対する
3分の1押し、2分の1押し、3分の2押し
となる水準は、次のように計算します。
1999〜2006年の国内金価格の上昇トレンドの押し目率は?A
<国内金価格>
■1999〜2006年の上昇幅
・2,587円−865円=1,722円
<国際金価格>
■1999〜2006年の上昇幅
・732ドル−253ドル=479ドル
■3分の1押し
・1,722円÷3=574円
・2,587円−574円=2,013円
■2分の1押し
・1,722円÷2=861円
・2,587円−861円=1,726円
■3分の2押し
・1,722円×2÷3=1,148円
・2,587円−1,148円=1,439円
この間の国内金価格は、
短期的には円安基調にあったこともあって、
3分の1押しである2,013円の水準を
下回ることはありませんでした。
実際、
国内金価格は国際金価格に牽引されるように、
次の新たな上昇トレンドへと転換することとなっています。
<国際金価格>
■1999〜2006年の上昇幅
・732ドル−253ドル=479ドル
長期下落トレンドに対する倍返しと次の上昇トレンドの最終目標値は?
国際金価格の1980年の875ドルから
1999年の253ドルまでの
下落幅というのは622ドルでしたが、
この場合の倍返しの水準は、
次のような計算になります。
■国際金価格の倍返しの水準
⇒ 253ドル+622ドル×2倍=1,497ドル
■国内金価格の倍返しの水準
⇒ 865円+5,630円×2倍=12,125円
国内金価格の12,125円はありえるの?
国内金価格の倍返しの水準として
12,125円という金額をみますと、
とてもありそうになりようにも思えます。
しかしながら、ドル/円相場が
本格的な円安トレンドに転換するような局面が訪れれば、
12,125円という数字も
ありえない金額ではないということになってくると思われます。
なお、国内金価格については、
今後もドル/円相場に大きな影響を受け続けることになります。
上昇トレンドは3つあった?
国際金価格は、
すでに1トロイオンス=1,420ドル台まで上昇しています。
かつての国際金価格の上昇トレンドというのは、
1つの上昇トレンドではなく、
およそ10年間に及ぶ3つの上昇トレンドで
形成されていると考えることができます。
<国際金価格>
■1999〜2006年の上昇幅
・732ドル−253ドル=479ドル